自分がいなくても・・・
今日、Yahooに竹中直人さんのインタビュー記事が載っていましたね。
今でも常に不安。自分みたいな役者いなくなったって、誰も困らないだろうって思いは常にあります。
コレ、私も、しょっちゅう思います。
自分がこの仕事をやらなくても、他にやってくれる人はたくさんいるし、
自分ひとりがいなくても、世の中は何も変わらず動いていく。
自分が存在する価値が分からなくなって辛くなることがあります。
だけど、こんな風に思うときは、胸が痛くて、
悲しい気持ちになります。
ロサンゼルスで出会ったある50代くらいの男性が
私にこんな話をしてきました。
「自分が生まれてきた意味が分からない。今まで、色々な人に聞いてきた。お坊さんにも尋ねてみた。だけど、誰も、自分が納得する答えを言ってくれる人はいなかった。」
その時、どう答えていいか分からなかったのですが、
やっぱり、この話をしているとき、
とても寂しそうに感じたのを覚えています。
自分の存在価値や存在の意味が分からなくなるとき、
私たちは自分を他のものと分離した存在という感覚
になっているときなのかなと思います。
だけど本当は、すべては繋がっていて、1つなんだと思います。
繋がっているという感覚や一体感が感じられるとき、
私たちは一番幸せを感じられるのではないでしょうか。
それが、本来の姿だから・・・と思うのです。