客観的観察
人の気持ちを考えすぎてしまうとき・・・
「人の気持ちは分からない、
そして、自分の気持ちすら分からない」
と心で唱えてみてください。
(「無意識さんの力で無敵に生きる」大嶋信頼 著より)
↑この本、読み終わりました。とても面白かったです。収穫ありです♪
私、この先生、好きです。というか、自分自身と重なることがたくさん
あったので、とても私には役立つ本でした。新たな気づきもありました。
本に出てくる大嶋先生の”師匠”が、キネシオロジーの先生である本間先生の
イメージと重なったり^^
この本の中にこんな話が出てきます。
大学教授が、教室に入ってきて、金魚が1匹だけ入った金魚鉢を教壇に
置いて、「客観的な観察!レポート10枚」と言って去る。
「客観的」なので、”退屈そう”とか、”狭いところでかわいそう”とかは
主観が入っているのでダメなんです。
レポート10枚書こうとするとかなり大変な作業です。
それなのにこの教授は、この授業を3回繰り返したそうです。
そして、3回目、著者はただひたすら客観的な観察に徹したところ、
「尾びれの上部をおよそ45度右に動かして・・・」
「金魚は目をおよそ3秒に1度上に向け、そして下に向けた・・・」
など、どんどんペンが止まらなくなったそう。気が付いたら、2時間で
10枚びっしりレポートが書けたそうです。
これは、無意識の力が発動したことによるものだと考察されています。
主観を入れずに、客観的に観る。ただ観る。ただ観る。ただ観る・・・
これは、何か大きく変わる予感がしますね^^
本当は、知識抜きの観察(客観的観察)は私の専売特許だったはずなのに
(研究時代)、好きな分野では、ついつい知識をいっぱい身に着けて
しまって、大事なことを忘れてしまっていたかもしれません。
知識って、ときに現実を曇らせて見せてしまうんですよね。