怒りのエネルギー
感情はエネルギーなので、表現されずに抑圧されてしまった感情は、身体の中に閉じ込められたままになるようです。
例えば、外側に向けられるはずだった怒りのエネルギー(攻撃のエネルギー)は、身体に閉じ込められると、自分自身を攻撃するようになる、心理学ではそのように考えられているようです。
自分自身を攻撃する=自分を責める=罪悪感
他へ向けられるはずだった抑圧された怒りは、罪悪感となり、いつしか、その人から自信を奪ったり、自分は必要のない存在なのだと思い込ませるようになるかもしれません。
私の中にはある怒りがありました。結構長い間居座っている怒りでした。それを出してもいいんだ、と知ったら、すぐにそれを出す機会がやってきました。私は黒のクレヨンと画用紙、一本のペンとノートを使って、それを思いっきり出しました。全身を使って。力いっぱい。
そして、気づいたのは、自分自身の怒りが大きすぎて、今までずっとその力を恐れていたこと。自分に怒りを出すことを許していなかったので、人が怒ることも許せなかったのかもしれないこと。自分が思いっきり怒りを出したら、人が怒ることも少し許せるようになってきたことでした。