集合的無意識
今まで、心理学の本や様々なセラピーを学んでいく中で
何度も目にした”集合的無意識”という言葉。
この言葉が表す世界は果てしなく広い。
すべてはつながっていて、一つであるということ。
人は眠ってる間、意識は全体とつながっているという。
日々の出来事の奥にある心の葛藤や
解決しがたい感情の問題から目を背けることなく、
向き合って自分自身を理解していくということ。
それが、自分だけでなく、周囲の人だけでもなく、
全体を理解することにつながる。
指先の爪のたった1つの細胞の中にも、
私たちの身体の全情報が存在している。
たった1つの細胞は他のあらゆる細胞と
ダイナミックにコミュニケーションを取りながら、
その身体が最善であるようにあり続ける。
たった一つの花も動物も人間も
無意識の世界ではいつも
ダイナミックにコミュニケーションを
取りながら全体が最善であるために在り続ける。
そうやって世界はできているんだと思う。